初めてでも安心!成果の出るランディングページ(LP)の作り方

ランディングページ(LP)は、問い合わせや資料請求、購入といったアクションを起こしてもらうために設計された単一のページです。成果を発生させるためには、ユーザー目線でデザインを作ったりボタンやテキストのデザインを工夫したりする必要があります。
しかし、初めて取り組む場合、ランディングページの作り方で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ランディングページの作り方や重要なポイントについてわかりやすく解説します。
目次
ランディングページの目的
ランディングページの主な目的は、コンバージョン率(CVR)の最大化です。
まずコンバージョン(CV)とは、資料請求や問合せ、商品の購入といった内容のことです。そして、行動・成果の発生率が、コンバージョン率です。
ランディングページで売上を伸ばすためには、コンバージョン率を高める必要があります。
ランディングページとホームページの違い

ランディングページとホームページでは、目的や構成に大きな違いがあります。
ランディングページの目的は、ユーザーに商品購入や問合せなどといった行動を起こしてもらうことです。ホームページは、自社の情報を紹介したり情報の提供を行ったりするのが目的です。
また、ランディングページは1ページで完結している一方、ホームページは複数のページで構成されているのも大きな違いです。
ランディングページの作り方

以下では、ランディングページの作り方を紹介します。
- ランディングページのゴール地点を設定する
- ターゲットを決める
- ワイヤーフレームを作成する
- コンテンツを作成する
- デザインを行う
- コーディングを行う
- 検証と改善を繰り返す
ランディングページのゴール地点を設定する
ランディングページを制作する際は、ゴール地点を設定する必要があります。具体的には、KGIとKPIを設定します。
KGI(重要目標達成指標)は、ランディングページにおける売上や問合せ数、成約数といった最終的な目標に関する数値です。一方、KPI(重要業績評価指標)は、リピート率や直帰率、アクセス数といった最終目標を達成するために必要な中間目標を指します。
ペルソナを決める
ゴール地点や中間目標を設定したあとは、ペルソナの設定を進めていきます。
ペルソナは、自社のサービスや商品を利用する可能性がある人物像を詳細に決めたものです。年齢や性別のほか、住所や仕事、学歴、家族構成、年収、ライフスタイル、趣味、消費行動など、非常に細かな部分まで決めていくのが、ペルソナ設定において重要なポイントです。
ワイヤーフレームを作成する
ペルソナの設定が完了したあとは、ワイヤーフレームを作成していきます。
ワイヤーフレームとは、ランディングページのレイアウトを決めたものです。一般的にランディングページは、上部からファーストビュー、ボディ、クロージングという項目にわかれています。ファーストビューには、キャッチコピーやCTA(行動を促すためのボタン)を盛り込みます。ボディーには、ユーザーに共感を持ってもらうためのコンテンツ、商品やサービスの詳細、口コミなどを盛り込んでいくのが一般的です。
クロージングでは、問い合わせフォームやFAQを盛り込みます。
コンテンツを作成する
ワイヤーフレームを作成したあとは、キャッチコピーや商品・サービスの説明文、ベネフィット(商品やサービスを利用することで得られるもの)など、具体的な内容を作成していきます。
文章の作成時には、既存の資料や情報を活用していくのがおすすめです。営業担当にヒアリングを実施し、よく聞かれる質問、導入・購入の決め手、購入したことでどのようなメリットや変化があったのかなど、ユーザーの声を取り入れることが大切です。
デザインを行う
レイアウトや文章が決まったあとは、ランディングページのデザインを行っていきます。
デザインを行う際は、ユーザーが好む配色や文字のフォントなどを調査しておきましょう。また、導線設計を意識することが、成果につなげる上で重要なポイントのひとつです。たとえば、ファーストビューでユーザーに関心を持ってもらわなければいけないため、キャッチコピーやキービジュアルを作り込む必要があります。
コーディングを行う
デザインの作成も完了したら、コーディングの作業に入ります。
コーディングとは、ブラウザで閲覧できるようHTMLやCSSなどでプログラミングしていく作業のことです。コードを記述するときは、デザインを再現するだけでなく、表示速度や使いやすさといった点まで考慮しておく必要があります。
検証と改善を繰り返す
コーディングも完了したあとは、ランディングページを公開し、検証と改善を繰り返します。
具体的には、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して、ユーザーの導線やアクセス数などといったデータを取得し、効果を確認していく必要があります。アクセス解析ツールを通じて課題を見つけた場合は、都度デザインやコンテンツなどを改善していき、再度効果を測定していきます。
ランディングページ作成におけるポイント
以下では、ランディングページ作成におけるポイントを紹介します。
ポイント
- ユーザー目線でデザインを制作する
- ファーストビューのデザインにこだわる
- 自社の強みを押し出す
- CTAボタンやテキストのデザインを工夫する
ユーザー目線でデザインを制作する
ランディングページのキャッチコピーやメリット、その他コンテンツを作成するときは、ユーザー目線を意識しましょう。
たとえば、情報を並べただけのコンテンツでは、ユーザに関心を持ってもらえません。そこで、ユーザーの目線で商品やサービスのメリット、魅力を伝えていくことが大切です。たとえば、○○を使えば、○○を解決できるといったような、ユーザーにとってメリットを感じられる部分を盛り込んでいきましょう。
ファーストビューのデザインにこだわる
ランディングページのデザインを制作する際は、ファーストビューにこだわりましょう。
ユーザーは、ファーストビューの情報で自分にとって必要か、メリットがあるのか判断します。そのため、ファーストビューを作り込む際は、ターゲット層のニーズに合ったキャッチコピーや配色、フォント、画像・イラストを活用したり盛り込んだりしていくことが大切です。
たとえば、CTAボタン(資料請求など行動を促すためのボタン)を目立つ色にしたりわかりやすいキャッチコピーにしたりするだけでも、ファーストビューからの離脱を抑えられる可能性があります。
自社の強みを押し出す
商品やサービスのベネフィットや魅力を伝えていくときは、自社の強みも含めていく必要があります。
ユーザーに関心を持ってもらうためには、他社との差別化、自社ならではの強みを押し出していくことが大切です。そこで商品やサービスの特徴を伝えていくときは、まず競合のランディングページを分析し、自社にしかない強みを見つけていきましょう。
CTAボタンやテキストのデザインを工夫する
CVRを高めていくためには、CTAボタンのデザインやテキストも作りこみましょう。
たとえば、CTAボタンを目立つ色にするだけでも、ユーザーの行動を促せる可能性があります。ほかには、初回限定や限定特典、先着○○名までなど、今しか試せないといった感覚を持たせるテキストを追加するのも重要です。
まとめ:ランディングページの作り方を覚えて実践してみよう
ランディングページ制作では、情報の整理だけでなく誰に何を伝えて、どう行動してほしいかという点を基準に考えていく必要があります。
もしプロの視点が必要だと感じたり理想のデザインに仕上げられなかったりした際には、ぜひ一度弊社へご相談ください。
ランディングページの設計からデザイン、コーディング、効果測定までサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
参考:【初心者向け】LPの作り方を7つの手順で解説!ツールや事例も紹介|KAIZEN PLATFORM
参考:【初心者向け】ランディングページ(LP)とは?制作の流れやデザイン例を紹介|Canva(キャンバ)
参考:ランディングページの作り方を紹介!手順から注意点、ツールまで解説 | BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」

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