VPNのおすすめ9選!選び方や注意点【2026年最新】

VPNのおすすめ9選!選び方や注意点【2026年最新】

VPNサービスを利用する際は、おすすめサービスをチェックしつつ、自分に合ったサービスを見つけるための選び方・注意点にも目を向けておく必要があります。VPNは、事業者ごとに料金やセキュリティ水準、通信速度、サポートの充実度などが異なることが特徴です。

そこで今回は、VPNのおすすめ9選を紹介したうえで、具体的な選び方・利用するうえでの注意点を解説していきます。「さまざまなVPNサービスの中でどれを選べばよいかわからない」と困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、VPNは使い方やサービスの選び方を誤ると、かえってセキュリティリスクが高まる場合があります。より快適かつ安全にVPNを使うためにも、選び方とあわせて利用時の注意点は、十分にチェックしておきましょう。

目次

VPNのおすすめサービス9選!料金や特徴を徹底比較

VPNのおすすめサービス

VPNのおすすめサービスは、以下9つがあります。

いずれも利用者の多い人気VPNサービスですが、事業者ごとに特徴や強みは異なります。どのような用途・地域で利用したいのかにもよって適しているVPNサービスは変わるため、それぞれの特徴をよく理解することが重要です。

そのため以下の項目からは、VPNのおすすめサービス9選を、一つ一つ詳しく紹介していきます。プランの料金や接続の安定性、セキュリティ水準、同時接続台数などを比較しながら、自分に合うVPNサービスを見つけましょう。

スイカVPNは利用無制限で世界45ヶ国対応!セキュリティも安心

スイカVPN
料金1か月:月額1,097円
3か月:月額1,048円
6か月:月額988円
1年:月額938円
2年:月額878円
サーバー数45都市50か所
対応デバイスWindows/Mac/iOS/Android
同時接続数無制限
無料体験・返金保証30日間返金保証

スイカVPNは、同時接続数・容量が無制限であることが魅力のVPNサービスです。1か月~2年のプランを提供しており、長期利用のプランになるほど月額料金が安くなり、お得に利用できる点が魅力です。

接続先サーバーは世界45都市50か所と豊富にあり、日本語にも対応しています。さらに、高水準のセキュリティ機能にも魅力があり、256ビット暗号化通信で通信の安全性を高めてくれます。

PCだけでなくiOS・Androidのスマートフォンにも対応しており、アプリをダウンロードすればワンタップで簡単に接続できます。各プランに無料期間は設けられていませんが、30日間であれば無料でキャンセルできるため、お試し感覚でも始めやすいことが強みです。

Glocal VPNは日本の動画サービスを快適に楽しめる

Glocal VPN
料金個人:月額1,089円
法人:月額6,600円
サーバー数要問い合わせ
対応デバイスWindows/Mac/iOS/Android
同時接続数最大10人
無料体験・返金保証初月0円

Glocal VPNは、安心感をもって利用できる日本製のVPNサービスです。個人向けプランと法人向けプランがあり、ビジネス用途の法人プランであれば10人まで同時接続ができます(追加料金を払えばさらに追加可能)。

初期費用や導入費用などはかからず、初月も無料で利用できるため、気軽に始められる点も魅力です。日本発のサービスだからこそ利用しやすく、サポートの品質の高さにも期待が持てるでしょう。

セキュリティ水準も高く、金融機関に用いられる水準と同等のプライバシー保護が実現することが強みです。もちろんノーログポリシーを掲げており、重要なデータをやり取りするビジネス用途に特におすすめのVPNサービスといえます。

セカイVPNは最大2ヶ月無料で試せて10ヶ国に対応

セカイVPN
料金月額1,100円
サーバー数世界10か国
対応デバイスWindows/Mac/iOS/android/Amazon fire TV
同時接続数3台
無料体験・返金保証最大2か月無料

セカイVPNは、日本を含む世界10か国のサーバーに接続できるVPNサービスです。最大2か月分の無料体験が付いているため、初めてVPNサービスを利用する人でも気軽に始められる点がメリットです。

対応している国のIPアドレスを選択できるため、地域ブロックを回避して各エリアのコンテンツを一時的に楽しむことができます。特に、SNSや動画サイトでの利用に適しており、該当のエリア限定のサービスを使いたいときに便利です。

セカイブラウザという専用のブラウザを使った通信も可能です。ワンクリックで手軽にVPN接続ができるため、スムーズで操作性に優れたVPNサービスを求める人にもおすすめといえます。

MillenVPNは世界140ヶ所以上2000台以上のVPNサーバーを利用

MillenVPN
料金7日間:638円
15日間:1,078円
30日間:1,580円
1年間:月額594円
2年間:月額396円
サーバー数2,000台以上
世界140か所
対応デバイスWindows/Mac/iOS/android/Amazon fire TV
同時接続数無制限
無料体験・返金保証30日間返金保証

MillenVPNは、世界140か所に2,000台以上ものサーバーを設置する大規模VPNサービスです。同時接続も無制限で可能となっており、データ量の上限もないため、動画視聴などの大容量の通信を楽しみたい人におすすめといえます。

プランは気軽に使える7日間のものから2年間も長期プランまで幅広く用意されており、y短期間のプランは海外渡航時などに便利です。30日間の返金保証もあるため、「使ってみて気に入らなかったらどうしよう」と不安を感じている人にもおすすめできます。

NetflixやYouTube、X、Facebookなどさまざまなサービスに対応しており、主要サービスの対応可否をサイト上で公開しているのも使いやすいポイントです。ログ保存なしのノーログポリシーを掲げているため、セキュリティ水準の高さも魅力といえます。

NordVPNは接続速度6730+ Mbps!独自のマルウェア対策ツールで安全

NordVPN
料金1か月:月額1,947円
1年:月額693円
2年:月額451円
サーバー数8,400台以上
世界126か国
対応デバイスWindows/Mac/iOS/android/Amazon fire TV
同時接続数10台
無料体験・返金保証30日間返金保証

NordVPNは、暗号化通信でありながら高速通信を実現している人気のVPNサービスです。世界的に多くのユーザーを持つ大規模なサービスでもあり、8,400台以上サーバーを各国に設置していることが強みです。

そのため、プライベート・ビジネスともに快適にVPN通信を利用することができます。独自のマルウェア対策ツールやキルスイッチ機能なども実装されており、安全性を高めるための対策も徹底されています。

プランは1か月~2年のプランがあり、長期的な利用であれば高水準のVPN通信を1か月あたり1,000円以下の価格で利用可能です。対応デバイス・OSも幅広くカバーしているため、PC・スマートフォン・タブレット端末などさまざまなデバイスで通信ができます。

ExpressVPNは専用アプリで接続も簡単!セキュリティも万全

ExpressVPN
料金1か月:月額2,013円
1年3か月:月額618円
2年4か月:月額432円
サーバー数3,000台以上
世界105か国
対応デバイスWindows/Mac/iOS/android/Amazon fire TV
同時接続数10台
無料体験・返金保証30日間返金保証

ExpressVPNは、世界105か国以上の場所に3,000台以上のサーバーを構えるVPNサービスです。そのため世界的に利用者が多く、VPNサービスといえばNordVPNと並んで知名度・信頼性も高いため、初めてVPNサービスを使う人にもおすすめといえます。

通信が比較的安定しており、かつ高速でWebブラウジングやストリーミングを楽しめることが強みといえます。ユーザーからの使いやすさの面での評判も良く、24時間対応のサポートもあります。

プラン料金は円換算で1か月あたり432円~2,013円ほどです。30日間の返金保証もあるため、トライアル感覚で利用を始められる点も嬉しいポイントです。

Surfsharkは1アカウントで同時接続利用デバイスが無制限

Surfshark
料金1か月:月額2,488円~
1年:月額518円~
2年:月額298円~
サーバー数4,500台以上
世界100か国以上
対応デバイスWindows/Mac/iOS/androidなど
同時接続数無制限
無料体験・返金保証7日間無料トライアル
30日間返金保証

Surfsharkは、無制限で同時接続ができることが魅力のVPNサービスです。複数デバイスを運用して安全に通信を行いたいとき、家族などで同時接続を行う可能性があるときなどに利用しやすいことが特徴です。

サーバーの台数は世界100か国以上・4,500台以上と多く、大規模でユーザーの多いVPN事業者であることがわかります。WireGuardなどの暗号化プロトコルを利用したり独自の技術で接続の安定性を高めたりなど、総合的に高品質なサービスを展開していることがポイントです。

7日間の無料トライアルがあるうえに返金保証も30日間は有効のため、始めやすいことも大きなメリットです。プランも複数のパターンが用意されており、自分に合ったプランを選びやすいといえます。

CyberGhost VPNは動画視聴とゲーミングに特化している

CyberGhost VPN
料金1か月:月額1,969円
6か月:月額1,100円
2年2か月:月額319円
サーバー数11,500台以上
世界100か国以上
対応デバイスWindows/Mac/iOS/androidなど
同時接続数7台
無料体験・返金保証45日間返金保証

CyberGhost VPNは、動画視聴やオンラインゲームなどの利用に主に特化したVPNサービスです。世界に10,000台以上ものサーバーを構築しているため、各地のIPアドレスを持つことができ、安定的かつ高速な通信に期待が持てます。

返金保証は45日間と比較的長く設定されており、じっくり通信速度や安定性、操作性などを確かめながら利用できることが魅力です。WindowsやMac、iOS、androidなど主要のデバイスに対応しているため、さまざまな端末でゲームや動画ストリーミングが楽しめます。

高度な暗号化技術であるAES 256ビット暗号化を用いてVPNサービスを提供しているため、セキュリティ水準の高さにも期待が持てるでしょう。公共Wi-Fiを利用する際にも便利です。

PureVPNはコストパフォーマンスが高くセキュリティも強固

PureVPN
料金1か月:月額12.95ドル~
1年:月額2.55ドル~
2年:月額2.15ドル~
サーバー数6,000台以上
世界65か国以上
対応デバイスWindows/Mac/iOS/androidなど
同時接続数10台
無料体験・返金保証31日間返金保証

PureVPNは、高いセキュリティ水準とコストパフォーマンスが魅力のVPNサービスです。個人情報保護のためのブロック機能やダークウェブ監視システムなどが整っており、重要な情報を送受信する際も安心感をもって利用できます。

世界で300万人もの利用者がおり、サーバーの設置台数も6,000台以上と非常に多いことが特徴です。利用する際はさまざまな地域のIPアドレスを選択できるため、海外のコンテンツ・サービスに一時的にアクセスしたいときなどに活用できます。

ワンクリックで利用できる操作性の高さも大きなメリットで、かつ返金保証もあるため、手軽に始めやすいという点でもおすすめです。

VPNとは通信を暗号化して安全にインターネットを使う仕組み

ここでは、VPNについて詳しく特徴や注意点を整理していきましょう。

VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想的な専用回線を構築し、通信データを暗号化する技術です。通常のインターネット接続では、データの送受信に伴って第三者に傍受されるリスクがありますが、VPN技術を活用すれば通信内容が暗号化され、外部からの情報の盗み見を未然に防ぐことができます。

また、VPNサーバーを経由すれば実際のIPアドレスが秘匿化され、オンライン上での匿名性が高まることも大きな特徴です。例えば情報漏洩のリスクが大きいとされる公共Wi-Fiに接続して情報をやり取りする際、地域限定のアクセス制限をなくして海外のサービスにアクセスする際、企業のリモートワークでより安全な通信を確保する際など、さまざまな場面で活用されています。

VPNは個人情報保護の意識が高まる現代において、インターネットを安全に利用するための重要なツールといえます。

VPNの選び方はセキュリティと利用目的で決める

VPNを利用する際は、VPNサービスやアプリを利用する必要があります。VPNサービスは数多く存在しており、それぞれ特徴や強みが異なるため、選ぶ際は選び方のポイントをよく理解しておくことが重要です。

自分に最適なVPNを選ぶためには、特に、セキュリティレベルや利用目的を明らかにしましょう。中でも、以下の4つ点は事前にしっかりとチェックしておく必要があります。

VPNの用途として、高度なセキュリティを求めるビジネス用途なのか、動画ストリーミングを快適に楽しみたいのか、あるいは海外旅行時の安全な通信確保なのか、具体的な用途によって重視すべき点は変わってくるでしょう。

ほかには、同時に接続できる端末数や対応しているデバイス、サーバー設置国の数なども選択基準となります。また、具体的な料金プランについても、サービスによって月額制から年額制までさまざまであり、長期契約することで割安になるVPNサービスも多く見られます。

なお、VPNには無料トライアル期間や返金保証を提供しているサービスもあるため、実際に試してから判断することも重要です。では、以下から上記の4点をより詳しく整理していきましょう。

セキュリティ性能はノーログポリシーと暗号化方式を確認

安心感を持って使えるVPNサービスを選ぶうえで、最も重要といえる点がセキュリティ性能です。最初に確認すべきは「ノーログポリシー」であり、これは、VPNの提供事業者が利用者の接続記録や閲覧履歴を保存しない方針を指しています。

明確にノーログポリシーを掲げているVPNサービスであれば、ユーザーのプライバシーが厳格に守られるため、安心してVPNでの通信を利用できます。

また、あわせて重要といえるポイントが暗号化方式で、中でも安全性が高いされる方式は軍事レベルの「AES-256ビット暗号化」です。そのほかには接続プロトコルも重要であり、OpenVPN、IKEv2、WireGuardなどが一般的に使用されています。これらは種類によってセキュリティと速度のバランスが異なることが特徴です。

さらに、キルスイッチ機能の有無もチェックしましょう。キルスイッチ機能とは、VPN接続が切れた際に自動的にインターネット接続を遮断する機能です。キルスイッチ機能があれば、何らかの原因でVPN接続が不安定なときも、意図せず安全性の低い通信をせずに済む点が強みといえます。

動画視聴や仕事利用など用途に合った性能を選ぶ

VPNサービスは、それぞれの利用目的によって重視すべき機能や性能が大きく異なるため、注意が必要です。例えば動画ストリーミングサービスを海外から視聴したい場合は、目的の国にVPNサーバーが設置されており、かつストリーミングサービスのVPN検知を回避できる性能が必須です。

主要な動画ストリーミングサービスには「地域ブロック」があり、VPNを検知して通信を遮断することがあります。そのため、海外からの動画再生をスムーズに楽しむのであれば、動画ストリーミングに強いと評判のVPNサービスを選びましょう。

また、リモートワークでのVPN利用では、企業ネットワークへの安全な接続が必要不可欠な要素です。そのため、高いセキュリティ基準とビジネス向けプランの有無を確認することが重要です。

ほかには、オンラインゲームを快適にプレイしたい場合は、低遅延で通信速度が速いVPNサービスが最適といえるでしょう。また、仕事などでファイル共有を行う際は、P2P接続に対応したサーバーがあるかどうかも重要なポイントといえます。

同時接続台数は使う人数と端末数で決める

VPNサービスを選ぶ際は、同時接続台数についても目を向けましょう。サービスやプランによって同時にVPN接続できる台数は異なるため、使い方次第では、台数・端末数がネックとなってスムーズな通信につながらない可能性があります。

なお、VPNサービスの多くは、一つのアカウントで複数のデバイスに同時接続できます。同時接続可能は、5台程度から、より高水準のサービスでは無制限まで幅広く設定されています。

個人でVPNを使用する場合でも、スマートフォンやパソコン、タブレット、スマートテレビなど複数のデバイスを持っているケースは少なくないため、なるべく複数端末で同時接続が可能なVPNサービスを選びたいところです。

特に家族全員で利用する場合や、多数のIoT機器を保護したい場合などは、同時接続台数が多いサービスや無制限のサービスがおすすめといえます。

なお、ルーターに直接VPNを設定することで、宅内にあるすべてのデバイスをまとめて保護することも可能です。この方法なら接続台数の制限を気にせず、スマート家電なども含めてすべての機器を保護できることがメリットです。

同じVPN事業者の中でも、具体的な料金プランによって接続台数が変わるサービスもあるため、自分の利用環境に合ったプランを選びましょう。

通信速度と安定性は快適さを左右する要素になる

快適にVPN通信を行うには、通信速度と接続の安定性は重要なポイントです。VPNを使用すると、VPNサーバーを経由した通信となるため、通常の接続よりも速度が低下する傾向があります。

しかし高品質なVPNサービスを利用すれば、サーバー経由による速度低下は最小限に抑えられ、一般的な利用では速度低下はほとんど気になりません。通信の安定性も担保されます。

なお、通信速度に影響する具体的な要因には、サーバーの設置場所と数、サーバーの負荷状況、利用する暗号化プロトコルなどが挙げられます。例えば自宅・職場から物理的に近い場所にサーバーがあれば、より高速な接続が期待できるでしょう。

また、サーバーの数が多い大規模なVPNサービスではユーザーが分散されるため、混雑が起こりにくく接続も安定する場合が多いです。

WireGuardなどの新しい暗号化プロトコルは、セキュリティを維持しながら高速通信を実現できることが大きな強みです。そのため、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードを積極的に行いたい場合は、速度制限がなく帯域幅が無制限のサービスを選ぶことが重要といえます。

とはいえ通信速度や安定性は実際に使ってみなければわからないことも多いため、無料トライアルを提供しているVPNサービスでは、まずトライアルで試してみることがおすすめです。

VPNを利用する際の注意点!事前に把握しておこう

VPNは便利で安全性を高める魅力的なサービスといえますが、利用する際は、いくつかの注意点があります。特に、大前提として理解しておくべきは、VPNを使用しても完全に安全性が保たれるわけではないというポイントです。

質の低いVPNサービスや提供元が不明確なサービスなどを選んでしまうと、かえってセキュリティリスクが高まる危険性もあります。ほかには、VPN利用が法律で制限されている国・地域もあるため、海外旅行や出張の際は、現地のルールを事前にチェックすることが必要不可欠です。

さらに、一部のWebサービスやネットバンキングでは、VPN経由のアクセスを不正アクセスと判断し遮断するケースもあります。利用規約などでVPN使用が禁止されている場合もあるため、VPNを使用し何らかのサービスに接続する際は、規約を十分に逐一確認しましょう。

上記を踏まえると、VPN利用における注意点は以下の3つが挙げられます。

これらの注意点をよく理解したうえで、適切にVPNを活用することが大切です。では、一つ一つの注意点を整理していきましょう。

無料VPNは速度制限や情報管理面で有料に劣る

VPNサービスを利用するうえでまず注意したいのは、無料VPNの扱い方です。無料で利用できるVPNサービスは確かに非常に魅力的ですが、有料VPNサービスと比較すると、多くの制限やリスクがあります。

無料VPNは通信速度が大幅に制限されている傾向にあり、動画視聴やファイルダウンロードにおいては、快適に楽しめないケースが少なくありません。月間のデータ通信量に上限が設けられている場合も多も多く、数GBを超えると利用できなくなります。

さらに無料VPNの深刻な問題といえば、セキュリティとプライバシーの問題が挙げられます。特に事業者のはっきりしない無料VPNの中には、VPNユーザーの閲覧履歴やデータを収集し、広告会社などの第三者に販売することで収益を得ているものもあります。上記のような状態では、VPNの本来の意味をなさないため、利用するうえではデメリットばかりです。

無料VPNは接続可能なサーバー数も限られており、混雑時には、接続が不安定になりがちな点にも注意しましょう。一時的な利用・試用においては無料のVPNサービスは便利ですが、長期的・継続的に安全な通信を確保したい場合は、信頼できる有料サービスの利用を検討しましょう。

国や地域によってはVPN利用が制限されている

VPNサービスを利用する際は、国・地域による制限ルールや法律に注意しましょう。

VPNを利用すること自体は、日本を含め多くの地域において違法性はないとされています。しかしながら、一部の国や地域では使用そのものに制限がかけられていたり、法的に禁止されていたりする点に注意が必要です。

国によっては厳格な通信の検閲システムが敷かれており、政府が認可していないVPNの使用は違法と考えられている場合があります。そのためVPNを利用する際は、その地域において何が禁止事項なのか、どのようなVPNサービスであれば承認されているのかを十分にチェックしましょう。

なお、国によってはVPNそのものには特別な制限はないものの、VPNを利用した違法行為は重罪とされているケースもあります。海外には日本とは異なるルールがさまざま存在するため、海外渡航の際は現地の法律や規制を十分に下調べし、不用意にVPNを使用し法的トラブルに巻き込まれないようくれぐれも注意してください。

VPNを使っても完全な匿名性が保証されるわけではない

VPNサービスを利用するうえで大前提として理解しておきたいことは、VPNを使用しても完全な匿名性が保証されるわけではないという点です。そもそもVPN事業者自体は、ユーザーの実際のIPアドレスと接続情報を知る立場にあるためです。

サイト上ではノーログポリシーを掲げていても、警察などからの要請があれば、事業者は法に則り通信履歴ややり取りした情報を提供しなければなりません。また、WebブラウザのCookie、認証情報などを通じて個人を特定することも技術的には可能です。

VPNは仮想的な専用回線技術ですが、不正アクセス・通信傍受の高度な技術を持つハッカーに狙われれば、重大な情報漏洩につながる可能性も否定できません。技術の進歩に伴ってサイバー攻撃の手口も巧妙化しており、どれだけ高度な技術で安全性を高めても、完全に安心とはいえないのも事実です。

そのため高度な匿名性を必要とする場合は、専用のプライバシー重視ブラウザを使う、Cookieの定期的な削除など、あらゆる対策を行い「ゼロトラストセキュリティ」を徹底することが重要です。VPNサービスは強力なプライバシー保護につながるツールですが、万能・完璧ではないことを十分に理解しておきましょう。

VPNに関してよくある質問

VPNは違法ではないのですか?

VPNの使用自体は、日本を含む多くの国で違法ではないといえます。日本には、VPNサービスの提供やユーザーとしての使用を規制する法律はありません。

企業が社員のリモートワークのために使用したり、個人が趣味などのネット通信でプライバシー保護のために利用したりすることには、基本的に問題ありません。VPN自体はあくまで通信を暗号化し安全性を高めるためのツールであり、その技術や使用自体は違法行為ではないためです。

ただし、VPNを使用して違法行為を行えば、法的に罰せられる可能性は高まります。例として、VPNを利用したサイバー攻撃、ハッキング、著作権で保護されたコンテンツの違法ダウンロードなどが挙げられます。

また、前述の通り一部の国ではVPN使用自体が法律などで規制されているため、地域によってはVPNを利用しただけで罪に問われる可能性があります。日本国内では、現時点ではVPNは違法性のないプライバシー保護ツールとして安心して使用できますが、海外では現地のルールを確認したうえで利用することが大切です。

Netflixや動画はVPNを接続しても見られますか?

VPNを使用してNetflixなどの動画ストリーミングサービスを視聴することは可能ですが、いくつかの注意点を事前にチェックしておきましょう。Netflixをはじめとした主要動画ストリーミングサービスは、配信コンテンツの著作権の観点から、地域ごとに視聴可能な作品が決められていることが特徴です。

そのため、Netflixなどの動画ストリーミングサービスは、VPN経由のアクセスを検知してブロックする機能を取り入れています。VPN経由でサービスを利用しようとすると、特定のエラーメッセージが表示され、視聴できないことがあるため注意が必要です。

ただし、動画ストリーミングサービスに強いと口コミのあるVPNサービスでは、このような地域ブロックを回避できるケースもあります。

とはいえVPNでのアクセスを禁止している場合は、技術的には回避できても、いずれ何らかのきっかけで検知され利用規約違反として処分を受ける可能性もあるため要注意です。利用規約違反と判断されれば、アカウント停止や強制退会などのリスクが高まるため、ストリーミングサービス側の利用規約もチェックしておきましょう。

通信速度はVPNに接続していない時に比べて遅くなりますか?

VPN利用時は、通常より通信速度が遅くなる場合があります。というのもVPNを使用すると、VPNサーバーを経由することでデータが暗号化されるためです。通常のインターネット接続と比べると暗号化という「ひと手間」が加わるため、通信速度はやや遅くなる場合があります。

とはいえ、速度低下の程度は、VPNサービスの品質によって大きく異なります。高品質なVPNサービス・料金プランでは、速度低下は10%〜20%程度に抑えられるため、通常のWebブラウジングや動画視聴では、ほとんど気にならないと考えられます。

一方で低品質なサービスや混雑したサーバーに接続した場合は、速度低下が著しくみられることがあります。VPN接続時の速度には、主にサーバーとの物理的な距離や処理性能、利用されている暗号化プロトコル、インターネット回線の元々の速度などが関係しています。

そのため、ストレスなく高速かつ大容量の通信を利用したい場合は、より高度なVPN技術を持つサービス・プランを利用することが大切です。通信速度が快適が前もってチェックするのであれば、有料プランの無料トライアルで試してみるのも良いでしょう。

スマホでも使えますか?

VPNサービスは、スマートフォンやタブレットでも利用可能です。多くのVPNサービスは、iOS(iPhone/iPad)とAndroidの両方に対応しており、専用のスマホアプリも提供しています。そのため、スマートフォンで利用したい場合はアプリをダウンロードしましょう。

なお、スマートフォンでのVPN利用は特に重要といえます。なぜならスマートフォンでのインターネット通信は、外出先でカフェや駅、空港などの公共Wi-Fiに接続する機会が少なくなく、通信傍受などのセキュリティリスクが高いためです。VPNなどのセキュリティ対策なしの状態で、公共Wi-Fiを通じて重要性の高い情報をやり取りする行為は極めて危険といえます。

VPNを使用すれば、公共ネットワーク上でも仮想的に専用回線に接続した状態にできるため、比較的安全に通信できます。各VPN事業者が提供するアプリには、ワンタップで接続できる機能や、自動接続機能、サーバーを選択する機能などが搭載されており、操作性も優れています。

ただし、VPNサービスをスマートフォンアプリで使う際は、無料アプリには注意しましょう。有料VPNのトライアルを除き、完全に無料で使えるVPNアプリは、セキュリティ水準が低い可能性があるためです。事業者自らログを閲覧する可能性も否定できないため、原則、有料のVPNアプリを使うことが大切です。

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