Dify構築代行ができる9社を比較【2025年】

Difyは、AIアプリケーションを簡単に構築・作成することのできるノーコード開発アプリです。AIの専門的な知識がなくてもプログラミングの経験がなくても誰でも簡単に素早くAIを使ったアプリケーションが作れます。
クラウド型のDifyは、無料ですぐに使い始めることが可能ですが、Difyはオープンソースで公開されていて、自社のプライベートな環境でカスタマイズして構築することもできます。また、簡単にAIアプリケーションが作れるといっても、それなりの本格的なものを作成するには熟練が必要です。
difyを構築したり、AIアプリケーションを作成するサポートをするのは自社でも可能ですが、やはり、専門的な知識や経験のある外部会社に頼むことが成功のカギとなります。
この記事ではDify構築代行の9社を比較して紹介します。さらにDifyとは何かの解説や、Dify構築を外部会社に頼むメリット・自社でDify構築をするデメリットについて解説していきます。
Dify構築代行9社を徹底比較!安心して任せられるのは?
この章では、Dify構築代行している会社を、料金プラン・対応とサポート内容、所在地を中心に紹介します。
- 株式会社Elcam
- アンドデジタル株式会社
- 株式会社キャスター
- 株式会社スクーティー
- 合同会社OuterBrain
- 株式会社フルバック
- 株式会社Hakuhodo DY ONE
- AI-zen株式会社
- 株式会社サテライトオフィス
株式会社Elcam

料金プラン | Dify構築 40万円 Difyスタータープラン 60万円 Difyエンタープライズ 要相談 |
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対応・サポート内容 | Dify構築:Google Cloud にDify 構築 Difyスタータープラン:Google Cloud にDify 構築 ・サンプルアプリの作成・Difyハンズオン Difyエンタープライズ:Google Cloud にDify 構築 ・サンプルアプリの作成・Difyハンズオン・オリジナルなアプリ画面作成・アプリ追加・運用保守 |
所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23番17号シティコート桜丘408 |
株式会社Elcamy(エルカミー)は、2019年12月に設立された、Google Cloudのパートナーの会社です。データ分析とAIに強く、お客様とともにデータ分析のイノベーションを目指しています。
強みとしては、データ分析・AI・クラウドの3つがあり、データ分析のプロ集団であり、AIの専門家も揃っています。プラットフォーム構築だけでなく広くコンサルティングも行っています。
株式会社ElcamyのDify構築サービスは、まずヒアリングから始まります。ヒアリングによって利用する人数や使われ方を考慮して適切な価格で、企業がプライベートな環境(AWSやGCP)でDifyを利用できるようにサポートします。このサービスを利用すると、自社で、Difyを無料で使用しながら、チーム管理や機能拡張を可能にします。具体的には、GitHubやDockerを活用した開発環境の構築を行い、企業のニーズに応じたカスタマイズを実現させます。
株式会社Elcamyは、Google Cloudパートナーとしての豊富なクラウド技術やAIに関する知識を活かし、Difyを用いた大規模言語モデル(LLM)ワークフローの設計・構築を支援します。この支援によって、企業はノーコードで簡単にアプリケーションを構築できるだけでなく、業務の効率化や生産性向上を図れます。
アンドデジタル株式会社

料金プラン | 1)自社内Dify環境構築サービス 2)活用支援サービス 料金はお問い合わせください。 |
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対応・サポート内容 | 自社のサーバー・クラウドにDify構築 Difyのコンサルティングや、チャットボッド作成の支援・テンプレートの提供など |
所在地 | 〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル19F |
アンドデジタルは、2015年3月に設立された中小企業を応援するため、中小企業のセールスマーケティングをデジタルなデータ活用の面から協力にサポートする会社です。コンサルティングやデータツールの導入・活用支援また、データ環境構築支援を中心にサービスを提供しています。
AIの中小企業の普及にも力を入れており、「生成AI×Dify導入支援サービス」を展開しています。
アンドデジタル株式会社の、Dify構築サービスは2024年11月14日に発表されました。このサービスは自社が固有の環境でDifyを利用できるようにするため次の2つから構成されます。
- Difyのの構築代行
- Difyを活用する際に必要なサポート
特に、生成AIとの連携を強化し、企業の特定の課題やニーズに応じたカスタマイズを行います。
実際にAIの導入に際しては、個人的な利用に限られている業務プロセスではうまく使えない等の問題があります。これはAIの専門人材の不足等の原因が考えられますが、このような課題に対してアンドデジタル株式会社のDify構築サービスは対応できて、迅速に企業にデジタルソリューションを提供するできます。これにより企業は競争力を高め優位にたちます。
株式会社キャスター

料金プラン | AIエージェント制作代行サービス 1. Dify環境構築サービス 2. 活用支援サービス 料金はお問い合わせください |
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対応・サポート内容 | リモートアシストを通じて、AIエージェント制作ツールDifyの環境構築やアプリケーション作成を支援 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア ウエストタワー1・2階LIFORK大手町 R06 |
2014年9月に設立した会社で、拠点が宮崎や山口にも存在していて、リモートワークを当たり前にするをモットーにリモートアクセスのツールを数多く提供しています。中小企業の人事不足に対応するため中小企業にもAIの導入を活性化するため、Difyを使ったAIエージェント制作代行サービスを開始しています。
AI技術は日々に進化していますが、実際に業務にAIを導入している企業は少ないという現状があります。その理由はAIの専門的知識をもった人材が少なく、中小企業では採用が難しく、教育するにも資金が投入できないなどがあります。そのような現状を打破するべく、株式会社キャスターは、グループ会社である株式会社LUVOが行っていた生成AIを使ったシステムの構築やサービスの運用のノウハウを生かしてDifyを生かした生成AIエージェント代行サービスの提供を開始しました。
このAIエージェント制作代行サービスも提供により、専門的な知識がない企業でも、スムーズにAI導入を進めることができます。このAIエージェント制作代行サービスは、企業の特性や業務フローに合わせたカスタマイズが可能で、リモートアシスタントを使用した導入後のサポートも充実しています。
株式会社スクーティー

料金プラン | 環境構築支援 アプリケーション開発支援 セキュリティ強化支援 運用・保守支援 料金はお問い合わせください |
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対応・サポート内容 | オンプレミスやAWS・Azure・GCPなどのクラウド環境にDify構築 ノーコードによるDifyのアプリケーション開発・場合によってはコードによるカスタマイズ IPアドレス制限・入力制限・デバイス制限などによるセキュリティ対策強化 アラート通知、Difyの稼働状況監視などやDifyのバージョンアップによるアップデート |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1丁目9−6 アストゥルビル 8F |
2015年11月に設立した会社で、生成AIを利用したシステム開発を得意とする会社ですが、開発はオフシェア開発が主体でベトナムに開発拠点があります。オフシェア開発が主体のため、開発コストを削減することが期待できます。
Difyの構築支援はもちろんのこと、Difyを使ったAIアプリケーション開発の支援や、セキュリティ強化の対応、日本語による運用保守サービスなど、Difyを使った多様なサービスを提供しています。
株式会社スクーティーのDify導入支援サービスは以下のとおりです。
- 環境構築・運用保守:AWS/Azure/GCPなどのクラウドやオンプレミスなど、最適なDify環境を構築し、運用保守まで対応します。
- AIアプリケーション開発:エージェントやワークフローなど、貴社の業務を自動化するAIアプリを継続的に提供します。
- セキュリティ強化:SSO連携、IPアドレス制限など、強固なセキュリティ対策を実装
- 日本語によるサポート:導入から運用まで、日本語による手厚いサポートを提供します。
- Dify活用研修:貴社社員向けに、Difyの基本操作から応用、AIアプリ開発までを網羅した研修を実施
株式会社スクーティーの強みは、生成AIに強みを持つベトナムのオフショアが行なれることです。スクーティーのDifyの導入支援サービスは、べトマムの開発チームによって専門的知識で支えられています。これによって、コストを抑えつつ、高品質な開発を実現できます。
さらに環境構築から運用・保守まで、ヒアリングを行い、規模、セキュリティ要因、利用目的を洗い出して利用する企業のニーズに応えた対応を行います。
合同会社OuterBrain

料金プラン | 2025年1月現在 期間限定キャンペーン!今なら初期構築費用10万円 継続してのサポート・運用保守は、お問い合わせください |
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対応・サポート内容 | Dify構築の実施・サポート Difyを使ったAIアプリケーション作成の支援 Dify環境の運用保守 |
所在地 | 〒165-0026 東京都中野区新井1-14-17 |
合同会社OuterBrainは生成AIシステム開発やAIの活用支援を行う会社です。自社開発の「スプシディファイ」というWEBサービスを公開しています。Chromeの拡張機能で2025年1月現在β晩が合同会社OuterBrainのホームページから無料で使えます。
もちろんDify構築やDifyを使ったAIアプリケーション作成の支援・Dify環境の運用保守などのサービスも充実しており、AIに特化した大手のシステム開発経験が生かされています。
合同会社OuterBrainが行うDifyの構築支援は具体的には以下のとうりです。
- 環境構築・保守運用:プライベートネットワーク上に環境を構築し、保守運用する。
- 業務に沿ったAI活用支援:IT事業で実績のあるコンサルタントが、お客様の業務に伴走する形で、組織導入におけるご相談、AI活用のソリューション設計、業務への装着までサポートします。
- 機能拡張:らに必要に応じて、Difyの機能拡張や、ツールの開発を実施
合同会社OuterBrainのDifyの構築支援の強みは、大手のIT事業会社での事業推進やシステムの初期導入時の開発経験があるスタッフが多数いることです。もちろんAIを使ったアプリケーション開発にも携わっています。その経験豊富なスタッフが丁寧なヒアリングから始めて、お客様の満足のいくようなDifyの環境構築とAIアプリケーションの開発の手助けをします。
株式会社フルバック

料金プラン | ①Dify開発費 20000円~/一式 ②サービス利用料 30000円~/月 |
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対応・サポート内容 | ①Dify開発:チャットボッド作成・外部サービス連携・ナレッジ登録 ②サービス利用料:Dify利用料・LLM利用料・プロンプト修正 |
所在地 | 〒510-0061 三重県四日市市朝日町15-7 |
株式会社フルバックは1989年11月に成立された三重県四日市市にある会社です。運送業界向けの安全管理システム「JICONAX(ジコナクス)」や、受注から始まって配車、請求まで一括して管理する「TEMANAX(テマナクス)」をリリースし、運輸業の効率化を実現しています。
近年では生成AIによるシステムの開発に注目して、ノーコードによるシステム開発を実現して、システムの導入を簡単にすることで企業様の成長と発展に貢献しています。
近年、業務改革のためにAIを導入する企業が増えてますが、社員のITリーテラシーの不足により思ったように進まないということが問題です。特に社員の高齢化が進んでいる中小企業ではその傾向が感著です。株式会社フルバックはDifyの導入支援によって中小企業の抱える問題を解決します。
株式会社フルバックのDify導入支援とは以下のとうりです。
- 生成AIチャットボット開発:お客様の課題や業務フローを丁寧にヒアリングして、業務プロセスの効率化を図ります。
- 外部サービス連携:データの参照やリアルタイム処理のためのAPIの設定やカスタマイズを行い、社員データの活用を行います。
- 効果測定と継続的な改善提案:導入後も効果測定を行い使用者の満足度の向上のため改善案の対案やアップデート等に対応します。
株式会社Hakuhodo DY ONE

料金プラン | Difyの導入支援 料金はお問い合わせください。 |
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対応・サポート内容 | 専門組織(コンサルタントとAI専属の開発者)によるDifyの導入支援 社独自のマーケティングの経験と知識を生かし、他にない独自のマーケティングに特化した型のAIアプリケーションを提供予定 |
所在地 | 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワ |
株式会社Hakuhodo DY ONEは設立は2024年4月に設立された新しい会社ですが、元々はデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)と株式会社アイレップの2社が統合して、さらに博報堂・博報堂DYメディアパートナーズなどのグループ内にある事業会社が持つデジタルマーケティングのナレッジや人材を集約・統合した会社です。
それだけに3000名の従業員が所属し、支店も関西(大阪)・中部(愛知)・九州(福岡)に展開し、オフィスや関連する施設は全国に展開しています。
Difyは150人のDifyクリエターを育成し、クライエントの企業様のDifyの導入支援を実施しています。また、直近ではDify専門組織を創設し、よりクライアントへ企業のニーズにあわせたDify構築から運用保守までのソリューションの提供をしています。
Difyの構築の専門組織はコンサルタントとAI専属のエンジニアから構成され、コンサルタントはお客様企業の実務者に寄り添って両社の専門業務をDifyを使い再現化し、業務の高度化・効率化を適格にサポートします。AI専属のエンジニアはDifyを構築から運用まで支援して、データベースや企業のドキュメントとの接続開発や実装を行います。このことによって、安定したシステムの運用を実現します。
株式会社Hakuhodo DY ONEの強みは、インターネット黎明期から蓄積されたデジタル広告のノウハウにあります。それによりDify上でマーケティングナレッジを構築して、参加企業に提供していく予定です。DifyのAIアプリケーションでマーケティングの分野のシステムを構築するには株式会社Hakuhodo DY ONEは最適と言えます。
AI-zen株式会社

料金プラン | Dify構築代行サービス 料金はお問い合わせください |
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対応・サポート内容 | 自社向けに特化したDify構築代行 自社の社員向けDifyの教育支援(自社でDifyを使ったAIアプリケーションが作成できる人材の育成) サンプルアプリの提供 高度なDifyを使ったアプリの開発 |
所在地 | 〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目3−2 |
AI-zen株式会社は2023年8月に設立されたAIの関するプロフェッショナルな会社です。自社のAIサービスの提供・AIシステムの受託開発・AI顧問(AIに関する質問が無制限にできるサービス)を中心にAIでまだ見たこともないようなシステム開発や新しいサービスの創造を提供しています。
Difyを使用したAIアプリケーションの開発は、今までにないスピードでの開発を実現するので、企画から開発、運用そして使ってみてのカスタマイズのサイクルが短くできます。サイクルが短いだけに今までにない開発のパターンを提供することが可能です。それは、AIを使用したシステムの受託開発を数多く手掛けてきたAI-zen株式会社だからこそできることです。
AI-zen株式会社の提供するDifyの構築サービスの特徴は、Difyを使ったAIアプリケーションの活用や修正・アプリケーションの発想・企画が出来る人材養成のため日本語ネィティブな教材な提供やチャットボッドでのサポート・サンプルとしての初期アプリの提供があります。もちろん自社で対応出来ないような高度なAIアプリケーションの開発代行もします。
AI-zen株式会社は、国産LLMOpsである「AideX」の開発実績もあり、ノウハウは豊富に持っています。そのノウハウを生かして、最速でDifyを使ったAIアプリケーションの開発を行ない、最適化するというスピード感のある開発を行い、企業のDX推進に貢献します。
株式会社サテライトオフィス

料金プラン | Dify導入支援 料金はお問い合わせください。 |
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対応・サポート内容 | 環境構築 AIアプリケーションのテンプレート提供 プラグイン提供 SSO連携、セキュリティ強化、管理機能強化 |
所在地 | 〒135-0016 東京都江東区東陽4-3-1 東陽町信栄ビル4階 (東西線東陽町駅徒歩1分) |
株式会社サテライトオフィスは1989年7月に設立された会社です。会社の名前のとうり企業にサテライトオフィスを構築するための数々の導入支援やツールを提供しています。GoogleworkspaceやMicrosoft 365 ・Dropbox Businessなどの導入支援やクラウドのアプリケーションを提供しています。
Dify構築は自社サーバーの環境や、SaaSモデル(クラウド)に構築する支援を行ない、AIアプリケーションの開発の支援も提供しています。
株式会社サテライトオフィスのDify導入支援は以下のとうりです。
- 環境構築:オンプレミスやパブリッククラウドのお客様環境へのDify構築支援
- AIアプリケーションのテンプレート提供:業務で使用できるAIアプリケーションのテンプレート提供
- プラグイン提:Google Workspace、Microsoft365、Salesforce、 Dropbox等、外部サービスと連携可能なプラグイン提供
- SSO連携、セキュリティ強化、管理機能強化:SSO連携、IPアドレス制限、利用デバイス制限、入力禁止ワード制御(個人情報登録禁止)不適切発言の禁止(ハラスメント・暴力)、LLM利用料金の一括管理
株式会社サテライトオフィスのDify導入支援は、自社環境モデル(オンプレミスやAWS・Azure等のパブリッククラウド)に構築するタイプと、事前の準備のいらないSaaSモデル(クラウド型)のタイプがあります。SaaSモデルは月の料金が掛かります。
Difyとはノー/ローコードで書けるLLMアプリ開発システム
この章ではDifyについての基礎知識を解説していきます。DIFYとは簡単に言うとノーコードまたはローコードでLLMアプリ開発(生成AIアプリケーション開発)ができるツールと言えます。従来ではアプリ開発はプログラム言語を使うのが当たり前でしたが、近年では生成AIの進歩によりプログラム言語を使わない(それをノーコードと言います。)でアプリが作成できる開発システムが登場してきました。Difyはその中でも生成AIを使うアプリを作成できることに特化した開発システムです。
それぞれ順に解説します。
Difyで実現できることは独自の外部知識を統合できること
Difyの特徴のひとつは独自の外部知識を統合できることです。これを通常のプログラミングで開発するとしたら複雑で高度な専門知識が必要ですが、Difyは比較的に簡単にこれを実現できる仕組みを持っています。ここではDifyの仕組みについて説明していきます。
RAG技術を使用した社内ナレッジベースが構築できる
RAG技術とは簡単に言うと質問されたことに対してまずは情報をデータベース(ドキュメントやDifyのナレッジベースの場合もあり)から検索して、その情報をもとにLLM(大規模言語システムまたは生成AIのこと)を渡して、回答を得る仕組みです。LLMは情報を学習して記憶をしていますが、情報が足りないことがあった場合には違う回答をする場合があります。
しかし、事前に新しい情報や社内独自の情報を持つデータベース(またはドキュメント等)を検索し、得た情報によってLLMに質問することによって、違う回答をするのを防いだり、社内独自の情報を加えた回答を得られます。
Difyではその得られた情報をDify内部のナレッジベースに登録して、社内ナレッジベースが構築できます。
自社専用AIチャットボットやAIアシスタント作成可能
今までの開発であればAIチャットボッドを開発するには、簡単に作成するにはすでにあるチャットボッドのシステム、例えばLINEなどを使って作るか、プログラム言語を使ってのプログラミングが必要でしたが、Difyでは独自のAIチャットボッドを比較的簡単に作成できます。
先程、説明したRAG技術を使うと独自のナレッジベースが構築できるので、自社専用の情報を使ったものが作成できます。例えば自社製品のヘルプのAIチャットボッドなどが簡単に作成可能です。
また、チャトボットを作成するにはテンプレートがすでに用意されていて迅速に作成することが可能です。
これはAIアシスタントについても同様です。
OpenAIやAnthropicなど様々なLLMと連携可能
Difyでは様々なLLMモデルと連携が可能です。以下が現段階(2025年1月)で連携できるLLMです。
- OpenAI(GPT-3.5、GPT-4)
- Anthropic
- Azure OpenAI
- MetaのLlama2
- Hugging Faceのモデル
- Replicate
- 他
多くのLLMが連携可能であることは作成するアプリの、コスト・推論能力・コンテキストウィンドウのサイズ・応答速度・などの要件で選択することが可能です。使用されるシーンやタスク種類に応じて、適切なモデルを選択できます。
LLMの選択は直観的に選択することで可能で、さらにLLMにあわせたプロンプトの編集も可能です。
Notion・Google・その他APIなど外部ツールと連携可能
Difyでは他のアプリやツールとの連携が可能です。以下が現段階で接続できるアプリ・ツールです。
- Notion
- Googleのサービス
- Slack
- DALL-E
- Stable Diffusion
- 独自のAPI
例えばGoogle検索と連携することで、情報をGoogle検索を行ない最新の情報をプロンプトに組み込んだり、チャットボッドで入力された情報をNotionで自動的に記録すると同時にチーム内で即時に共有することが可能です。また、Slackとの連携でメッセージの自動作成や、グループ内の共有することが可能です。
そのように外部アプリやツールと連携することによって、使い方が多様なAIシステムの開発ができます。
Difyと他のノーコードAIツールとの違いを解説
OpenAIのLLMであるChatGPTの登場と進化により、ノーコードでのアプリ開発ツールが数々発表されてきました。Difyもその中のひとつではありますが、他のツールと比べて特色があります。
ここではDifyが他のAIツールと違っている特徴について説明していきます。
オープンソースで自社サーバーにホスティング可能
Difyの特徴のひとつに、Difyはオープンソースなので無料で自社のサーバーにホスティングして使えます。オープンソースとは無料で使えて、カスタマイズも自由、公開も可能です。なので自社のニーズにあわせてカスタマイズすることも可能です。
自社のサーバーでDifyを使う版のことをDifyはコミュニティ版と呼びます。コミュニティ版にはDocker Composeを使う方法とソースコードをGitHubからクローンして、必要なライブラリを追加しデブロイして使う方法(Difyはpythonというプログラム言語が中心に開発されています。)があります。後者の方法の方がより高度な設定やカスタマイズが容易にできます。(ただし専門知識が必要となります。)しかし、前者のDockerを使う方が、Dockerを使ったことのある人はおわかりでしょうがデブロイが簡単です。
以下に簡単にDocker Composeを使う場合とソースコードからデブロイするやり方を記載しておきます。
※詳細は公式サイトを参照してください。Docker Composeを使う場合:
- Difyのリポジトリをクローンします。GitHubからDifyのソースコードをクーロンする。
.env
ファイルを設定し、必要な環境変数を指定します。※Difyの環境設定がこのファイルに記述されているので、自社の使い方にあわせて記述を変更します。docker-compose up -d
コマンドを実行して、バックグラウンドでコンテナを起動します。- ngrokの使用: Difyを外部からアクセス可能にするために、ngrokを使用してローカルサーバーをHTTPSで公開できます。これにより、DifyのWeb UIやAPIに外部からアクセスできるようになります。
ソースコードからデブロイするやり方
- DifyのソースコードをGitHubからクローンします。
- 必要なライブラリをインストールします(例:
pip install -r requirements.txt
)。 .env
ファイルを作成し、必要な設定を行います。- アプリケーションを起動します(例:
python app.py
)。
また、コミュニティ版とは別にAWSを使っている会社であれば、AWSマーケットプレスで購入できるDifyのDify Premium版というものも存在しています。これはAWSの仮想サーバーで使うDifyとなります。
機密データを社内に保持したまま利用できる
Difyのコミュニティ版はオンプレミスと言って、完全に自社サーバー内で扱うので外部LLMに接続するにしても社内のデータベースやドキュメント等は完全に社内に保持したまま使えます。社内サーバーのセキュリティに問題なければ外部に漏れるという問題はありません。RAG技術を使うのでわざわぜ外部LLMに機密情報を学習させなくても社内独自の情報は扱えますし、外部LLM自体はAPIで与えられる質問の情報を学習することはありませんのでそこでも問題は起こりません。
また、コミュニティ版ではなくDifyのクラウド版と言ってWEB上でDifyを使用することもできますが、このクラウド版の場合でも機密情報をDify側にアップロードはする必要がありませんので社内の内部のみで管理できます。
データの所有権と管理権限が完全に自社に帰属
Difyは扱うデータの所有権は完全に自社にあることが強調されています。また、データを扱うメンバーとメンバーで構成されるチームにデータの取り扱いや閲覧の権限を持たせて管理できるようになっています。
また、先程も説明しましたが外部LLMとの接続でAPIを通じてデータのやり取りを行ないますが、外部LLMはAPIで与えらた情報は学習には使わないと宣言しているものが多いので、データの所有権や管理権限は自社側に帰属します。
Difyクラウド版の利用料金表をプランごとに比較

DifyをWEB上で使うことのできるDifyクラウド版ですが、使うのにはいくつかのプランがあります。以下は各プランの名前とライセンス料になります。
- Sandbox 無料
- Professional 月59ドル/年590ドル
- Team 月159ドル/年1590ドル
- Enterprise 要問合せ
プランごとに使用できる人数やメッセージ数・容量・サポートの有無と範囲などが決められています。Enterpriseプランはすべてが無制限になります。使用する目的や自社の組織の規模によりプランを決めて使います。詳しくは公式ページをご覧ください。
AWSを通じて使用するDify Premium版はAWSでの使用料金とAWS自体の使用料金がかかります。また、別途、外部LLMのAPIを使用する場合は、外部LLMでの使用料金が設定されていますので各外部LLMの公式サイトで確認が必要です。
オープンソース版を自社導入するならライセンス料不要
クラウド版ではなく、オープンソースを使用して自社サーバーで使う場合、あるいは自社のクラウドの環境で使う場合は上記の各プランのライセンス料は不要となります。この点でもコミュニティ版を使用した方がお得ですが、デブロイするのに専門知識のある人が必要となります。
ただし、コミュニティ版においても外部LLMのAPIの使用料金は発生しますので注意が必要です。クラウド環境を使う場合はクラウドの使用料金も発生します。
クラウドの仮想サーバーや、レンタルのサーバーを使う場合は、クラウドの使用料金やレンタルサーバーのレンタル料も考慮しておく必要があります。
Difyでのアプリケーション構築を代行するメリット
通常のアプリケーションの構築は、要件定義・設計・開発・テスト・運用というプロセスを経て行ないます。この過程はかなりの時間とコストがかかり、自社で行う場合は相当の負担になります。Difyを使うとノーコードでの開発が可能になるため自社でも開発が簡単に行えるとおもわれるかもしれませんが、現実的にはそうでもありません。
そもそも自社で開発する場合はDifyでなにができるか、どのようなアプリケーションができるのかが理解されている必要があり、それを行なうためには自社で専門の人材が必要になります。専門の人材を立てたとしても、まずは無料のDifyを使っていろいろ試してから実際の開発に入ると思いますが、時間とコストは増大します。
中小企業では、このコストは大変な負担となります。そこでDifyによるアプリケーションを外部の会社に代行(外注)することは大きなメリットがあります。
- 自社に最適なプランをAI開発のプロがコンサルしてくれる
- AI開発経験のあるエンジニアがいなくても迅速に導入可能
- 適切なセキュリティ対策がされた環境を構築をしてくれる
- アップデートやトラブル対応など運用・保守をしてくれる
- 自社の社員向けトレーニングやマニュアル作成プランも
ここではそれらのメリットを詳しく説明していきます。
自社に最適なプランをAI開発のプロがコンサルしてくれる
Difyでアプリケーションを構築することを代行する最大のメリットは、自社に最適なプランをAI開発のプロがコンサルしてくれることです。先程、説明しましたが、Difyのプランはまずはクラウド版かコミュニティ版という選択が必要です。
次にクラウド版は、Sandbox・Professional・Team・Enterpriseと種類かあります。無料版のSandboxをビジネスで使うことはほとんど無理ですが、他のプランも自社で想定しているアプリケーションの仕様によって最適なものを選択します。※これは、プランごとに使用する人数(作成したアプリケーションを使用する人数ではなく、Difyを管理・Dify自体を使える人数です)やメッセージに回答を得る回数が決まっているためです。
コミュニティ版においても作成したアプリケーションの性能によって、使用するサーバーやクラウドなどの選択が必要です。
さらにどの外部LLMを使うのが最適なのかという選択も必要で、以上のようなプランの選択の判断を外部の専門家はしてくれます。これらの選択には知識と実践的な経験が必要となります。
オープンソースなので大幅なコスト削減につながるケースも
Difyのクラウド版は登録して、ライセンス料を払えばすぐに使い始められますが、どのプランも月額か年額でのライセンス料(使用料)がかかります。無料のSandboxは使えるチームメンバーが一人ですので、試用するにはいいですが、実用的ではありません。
一方でDifyのコミュニティ版は、オープンソースとして公開されています。
オープンソースというのはどういうものかと説明すると、ソフトウェア(アプリ)はプログラム言語のソースコードでできており、それをデブロイ(実行できる形すること)して使用するもので、デブロイする環境とデブロイしたものが動くOSとサーバーがあれば無償で使用できます。
また、カスタマイズ(改良)することや再配布も無料になっています。
つまりはDifyのコミュニティ版を使うことにより、クラウド版でかかるライセンス費用が必要なくなり、コストが削減できる可能性があります。可能性があるというのは、新しいサーバーを用意したり、レンタルサーバーやクラウドの仮想サーバーを使う費用はかかるので、そこの考慮は必要です。
つまりは、デブロイするための専門知識やサーバーの構築のインフラの専門知識が必要とされるため、そのような専門知識があり経験がある技術者が自社内にいない場合は、外部へ導入支援を代行してもらう必要があります。
AI開発経験のあるエンジニアがいなくても迅速に導入可能
Difyを利用したアプリケーション構築の代行をしてもらうことで、自社内にAI開発経験のあるエンジニアがいなくても迅速に導入可能というメリットがあります。DifyはノーコードでAIアプリケーション開発ができると説明してきましたが、実際はAIアプリケーション開発の専門知識や経験がないと難しいです。
そのような人材が自社内にいない場合は、教育して育てる必要があり時間がかかります。時間がかかるのは他にも、実際のAIアプリケーションを開発したとしても、経験が少ないと正常に期待する性能を発揮する(最適化する)までには改良する時間が必要になるからです。
Difyのアプリケーション構築を外部に代行してもううことで、経験豊富なプロの経験者が携わることになるので教育の時間やアプリケーションの最適化までの時間が短縮でき、迅速に導入が可能となります。
また、AIの開発は日進月歩で進化しており、最新の技術や動向を知っているプロに依頼できることはその点においてもメリットがあります。
適切なセキュリティ対策がされた環境を構築をしてくれる
Difyを利用したアプリケーション構築の代行をしてもらうことで、適切なセキュリティ対策がされた環境を構築をしてくれるというメリットがあります。AIアプリケーションは、機密情報や個人のデータを扱うことが多いのでセキュリティ対策は非常に重要なことです。
Dify自体でもセキュリティポリシーは非常に高く、クラウド版では、SOC2タイプ1 認定を取得しており、SOC2タイプ2 の認定期間中と公式ページに記載があります。データの暗号化などはDify自体に実装されています。
コミュニティ版においてもセキュリティの専門家やエンジニアがセキュリティ対策に関与してくれることは高度なセキュリティを実現することにおいてとても重要です。
具体的には通信時のデータの暗号化、認証機能の強化、アクセス制御など、様々なセキュリティの対策が実装されることになり、データが漏洩するリスクや、外部からの不正アクセスを確実になくせます。また、運用保守を外部に委託すると、常に最新の脅威に対抗できる体制が整うために、セキュリティパッチやアップデートの適用も定期的に行われます。
さらに外部の専門家は常にセキュリティの最新動向や最新の脅威に精通しているために、自社内のセキュリティ教育やセキュリティへの意識の向上にも貢献してくれます。このことによって自社の社員のセキュリティへの自覚が高まり、日常業務の中でも対策を自らで実施するようになります。
以上のようにDifyを利用したアプリケーション構築の代行をしてもらうことにより、万全な強固なセキュリティを持つ環境が手に入り、ビジネス情報を守れて顧客や相手先企業の信頼を得ることにより、より会社の成長と発展に寄与できます。
アップデートやトラブル対応など運用・保守をしてくれる
今まで説明してきましたが、Difyを利用したアプリケーション構築の代行をしてもらうことのメリットは数多くありますが、とても重要なメリットといえば運用・保守をしてくれます。アプリケーションが完成して使い始めたとしても日々の運用や、不具合が発生したり、改良したい点がでてきたり、Dify自体のバージョンアップに対応するアップデートが必要になるからです。
アップデートについては、今の時代は技術の進歩が非常に早く、頻繁にDify自体に新しい機能が追加されたり、サーバー自体のセキュリティのパッチが早い間隔で提供されてきます。そのために迅速にDifyで作成したアプリケーションにこれらのアップデートやセキュリティパッチがどのような影響を与えるかという判断ができる専門化チームが必要です。外部に代行することでそれが可能となります。
また、トラブルの対応はとても重要なことです。アプリケーションの開発ではテストが何回か行われて不具合はかなり解決していますが、それでも予期しない障害や不具合が発生する場合があります。これらに迅速に対応することで使用者からの信頼を得れます。そのためにトラブルに対応する専門チームが外部にいることはとても重要なことになります。
アップデートやトラブルに対応してくれるチームが外部に存在していることで、自社の社員はコアビジネスに専念できたり、より高度な判断業務に携わることが可能となります。
自社の社員向けトレーニングやマニュアル作成プランも
Difyを利用したアプリケーション構築の代行をしてもらうことのメリットのうち、大きなメリットのひとつは自社の社員向けトレーニングやマニュアル作成を実施するがあります。これらのことを代行してもらうことによって、Dify自体やDifyで構築したAIアプリケーションを使いこなせます、自社の生産性向上や業務の効率化が図れます。
Difyは簡単にAIアプリケーションが作れるとは言うもののより良いものを作るには、知識と経験は必要です。特にDifyのような先進的なプラットフォームを使う場合は、専門的な知識が必要になることが多く、自社の社員は専門家によるトーレニングを受けることで、高度にDifyを使用できるようになります。
マニュアルの作成も重要性です。具体的な使いやすいマニュアルがあれば、自社の社員がDifyを使う時に問題が起こった場合や疑問が発生した場合に素早く解決ができるようになります。マニュアルの存在により生産性の向上が図られます。また、新人社員の教育にも使えて、人材を育てることもできます。
以上のようにトーレニングやマニュアル作成を外部に委託することにより、大きなメリットを得られます。
Difyでのアプリケーション構築を自社で開発するデメリット
Difyはノーコード・ローコードで開発できるが大々的に強調されているために自社で簡単に開発できるように思えますが、実は専門的知識が必要で外部LLMとのプロンプトでの質問の仕方などを作る部分や複雑な機能が必要となる場合やカスタマイズが求めらる場合は、単にドラッグアンドドロップで作成できない部分等が多いです。
そのために結局、開発が難航して途中で断念する場合もあります。Difyを自由に効率良く使用するためには、プラットフォームの特性や制約を理解する必要があり、これにはかなりの時間がかかることがあります。
そのような要因から、自社でDifyを使ってアプリケーションの構築を行なうことが得策であるとは言えない場合があります。
それぞれのデメリットについて解説します。
ノー/ローコードと言われているが専門知識がないと難しい
ノーコード・ローコードで開発が可能であるというアプリ(ソウトウェア)はとても魅力のあるもので多くの企業から注目を集めていますが、実際はプログラム言語を知らなくても開発ができるかというとそうでもありません。実はシステムの設計やデータベースの構築方法、APIの連携など専門的な知識が必要です。
特にAIアプリケーションの構築となると、外部LLMとの連携部分や複雑な処理が必要となる場合などは簡単な操作では対応できないが発生します。そうした場合には開発が難航して結果、中断を余儀なくされることがあります。
また、Difyの能力を最大限に引き出し高度なアプリケーションの構築をするには、Difyのプラットフォームの特性と制約を知っておく必要があり、そのためには経験も必要で時間がかなりかかります。
以上のことからDifyはノーコード・ローコードと言われてはいるが、専門知識が必要とされますので、自社でアプリケーションの構築をする場合は、人材の確保か社員の教育というコストが発生するというデメリットがあります。
エンジニアやセルフホスティング環境構築の人材が必要
Difyでアプリケーションの構築をする場合に、特にコミュニティ版を使用する場合はエンジニアやセルフホスティング環境構築の人材が必要となります。ノーコード・ローコードのアプリケーション構築といってもシステムの安定性が必要とされたりセキュリティの強化のためにはエンジニアの力が求められます。特にデータベースの構築が必要であったり、APIの連携やサーバーの設定には必ず専門知識が必要とされます。
セルフホスティングとは自社でサーバーを設定し、アプリケーションを公開することをいいますが、セルフホスティングを実施する場合は、初期の設定だけでなく長期の運用と保守を行なうための専門知識が必要となります。
すでにサーバーを使っていて管理者がいる場合は良いのですが、新規にサーバーを立ち上げる場合にはエンジニアやセルフホスティングの専門知識のある技術者の確保や人材を育てるコストがかかることがデメリットとなります。
既存業務との並行作業によるエンジニアの負担増
新しいアプリケーションを開発する場合に、社内のエンジニアを使う場合は、多くの企業でエンジニアは通常の日常業務である運用や保守に携わりながらの作業になります。実際には通常の運用と保守という業務で時間いっぱい働いています。そのため新しいアプリケーションの構築は日常業務との平行業務となります。
このような状況で新しい知識の必要なDifyの使い方をマスターしてアプリケーションの構築をするには時間がとれません。そのような中で新しいアプリケーションの構築をすると開発自体の品質や進捗に影響し、納期が遅延するになりかねません。
また、エンジニアの負担が増えることで、モチベーションの低下や離職のリスクも高まるため、自社でDifyを使ってのアプリケーション構築は、エンジニアの負担が増えるというデメリットがあります。